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過去最悪の経済危機に直面する「ベネズエラ」、仮想通貨ビットコインの需要が急拡大【フィスコ・仮想通貨コラム】

経済危機に直面しているベネズエラにおいて、ハイパーインフレを生き延びる手段の一つとして、仮想通貨が利用されている点が英国の大手メディアBBCによって報道された。1945年以降、最悪と称されるハイパーインフレを経験している中南米の同国では、2018年3月に0.75ボリバルで購入できたコーヒー1杯が、1年後の現在、なんと2800ボリバル(約3700倍)にまで急騰しているという。すでに、ベネズエラ政府が昨年8月に実施した、デノミネーション(Denomination)を考慮しても異常な数値だ。そんな実態を抱…

ビットコイン・バブルにトランプもやや加担していた?【フィスコ・仮想通貨コラム】

ビットコイン・バブルが起きた背景には、世界的なカネ余り現象の影響もある——学歴も金融リテラシーもある何人かの友人が、そんなことを言っている。世の中に流通するお金が増えれば、あらゆるものの資産価値が上昇するのは当然だというのだ。2008〜09年の金融危機後、大規模な量的緩和策(QE)によって世界経済に莫大な流動性が供給された。それが仮想通貨にも流れ込んできて、法外な高値につながったと、彼らは言う。債券に投資したし、株も買い戻した。「もう買うものがない」から、仮想通貨でも買ってみるかとなったというのだ。…

ベネズエラ=ビットコイン天国説にもの申す【フィスコ・仮想通貨コラム】

世界中のメディアがベネズエラの政治危機を伝えている。野党指導者フアン・グアイドは、マドゥロ政権の法的な正当性を否定し、両陣営の争いが続いている。ベネズエラの経済的、政治的、社会的危機に関する報道だけを見ていると、この国にも人々の暮らしや活動があることを忘れてしまいがちだ。これだけの混乱にもかかわらず、大半の国民は政治紛争とは無縁だ。政府が国民の生活向上のための明確な手を打っていないと言うつもりはないが、大規模な人の移動が始まっていることを否定するつもりもない。私の知人の多くも他の国に移住した。生まれ…

ビットコイン決済の復活はいつ?【フィスコ・仮想通貨コラム】

かつてシリコンバレーのベンチャーキャピタルが、ビットコイン決済を盛んにすすめていた時期があった。だが今、消費者の関心は、ビットコインを決済に使うよりも、取引をしたり「とりあえず持っておく」ことに集中しているようだ。ビットコイン決済は、2014年にマイクロソフトが採用するなどミニバブルとも呼ぶべき広がりを見せたが、最近ではむしろ支払いオプションから外す業者が目立っていた。こうした低迷はビットコイン・ブロックチェーンにはっきり表れている。表面的に見れば、2017年のバブル崩壊以降、ビットコイン取引は増え…

スイス証券取引所グループ、R3のコルダ利用でSTOを視野に【フィスコ・仮想通貨コラム】

スイス最大の証券取引所スイス証券取引所を運営するSIXグループが、ブロックチェーンのコンソーシアムとして世界の大手金融機関が70以上参加するR3の提供するコルダ・エンタープライズ・プラットフォーム(Corda Enterprise platform)を利用してセキュリティトークンの提供を行うことも視野に入れていると明かした。仮想通貨専門メディアのコインデスクが報じた。スイス証券取引所は先日、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)価格とに連動した上場投資商品(ETP)を発表したばかり。これに先…

バイナンスのローンチパッドがBNB価格に打撃?【フィスコ・仮想通貨コラム】

世界最大の仮想通貨交換業者とされるバイナンスは2017年末、トークンの資金調達(ICO)プラットフォーム「ローンチパッド」を設置。さっそく「Gifto(ギフト)」と「Bread Wallet(ブレッドウォレット)」のICO(新規仮想通貨公開)を実施した。いずれも成功に終わったものの、その勢いは続かなかった。2018年は、ローンチパッドを使ったICOはゼロ。ICO規制が厳しくなったことと、仮想通貨市場全体の低迷が響いたらしく、ローンチパッドは開店休業状態だった。だが、2019年に入り、(少なくとも今の…

「顧客データ売ってた」Neutrino買収で批判受けるコインベース 幹部が衝撃発言

米国最大の仮想通貨取引所コインベースの幹部が、チェダーのインタビューに答え、現在物議を醸しているNeutrino(ニュートリノ)買収の理由について、前任企業が顧客のデータを外部に売却していたからと発言した。Neutrinoについては、幹部らがかつて反体制派やジャーナリストを監視するソフトを弾圧的な政権に売っていたという疑惑が浮上したことから、一部の仮想通貨ファンの間では「コインベースの口座を削除しよう(#DeleteCoinbase )」という運動が展開されていた。今回の幹部の発言は、火に油をそそぐ…

大石哲之:2月25日週の仮想通貨市場振り返り【フィスコ・仮想通貨コラム】

以下は、フィスコ客員アナリストの大石哲之(「ビットコイン研究所)」代表、ツイッター@bigstonebtc)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。—-※2019年3月4日に執筆2月25日週のビットコイン(BTC)は40.8~42.9万円で推移した。28日は早朝に40.8万円まで急落したものの下落前と同水準まで戻りをみせた。海外取引所ビットメックスで、イーサリアム(ETH)に仕掛け的な売りがみ…

STOがブロックチェーンをダメにする理由【フィスコ・仮想通貨コラム】

仮想通貨の低迷が止まらない。LongHashの分析では、2018年に最も人気の高かった50の仮想通貨のうち30通貨で価格が9割も下がった。弱気相場は現在も続いている。ICO(イニシャル・コイン・オファリング、仮想通貨技術を使った資金調達)ブームが終わり、イーサリアムの価格も急落。ブロックチェーンと仮想通貨の業界全体が衰退に向かっているのではと懸念する声も上がっている。こうした状況では、誰もが突破口を見つけようと必死なのは無理もない。STO(セキュリティ・トークン・オファリング)がにわかに大きな注目を…

ビットコインが完全に合法とされているのは世界111カ国【フィスコ・仮想通貨コラム】

規制強化に対する懸念が仮想通貨業界に影を落とす一方で、仮想通貨取引が活発な国々の多くでは、ビットコインのようなデジタル資産は完全に合法とされている。ビットコイン情報サイト「コイン・ダンス」の調査によれば、ビットコインが合法とされる国は少なくとも世界111カ国。それ以外の多くの国々では、ビットコインの法的扱いは定まっていないか、もしくは何らかの制約が加えられている。主要市場の多くではビットコインは合法LongHashではこれまでも、ビットコイン取引によく使われる法定通貨について報じてきた。ビットコイン…

平野淳也:暗号通貨、ブロックチェーン上のアセットの分類を5カテゴリに分けて解説【フィスコ・仮想通貨コラム】

以下は、フィスコソーシャルレポーターの暗号通貨研究家の平野淳也氏(ブログ「JunyaHirano.com」、Twitter: @junbhirano)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。—-現在、「暗号通貨」を括られるものは、非常に多くの数が存在します。仮想通貨の時価総額などの数値を提供するサイト「CoinMarketCap」上に観測できるものでも、2000以上が確認できます。暗号通貨とい…

日本円と米ドルがビットコイン取引で使われる通貨の9割以上のシェア【フィスコ・仮想通貨コラム】

仮想通貨取引が盛んなのはどの国の市場なのかについて考察するため、2月初めのある1日でビットコイン取引が特に多かった通貨は何かに注目してみた。トップは日本円 2位の米ドルと合わせてシェアは93.95%仮想通貨情報サイトのコインヒルズ・ドットコムは協定世界時(UTC)6日11時、それまでの24時間で各国の法定通貨と交換されたビットコインは約72万6794BTCだったとの推計を明らかにした。最も多く使われたのは日本円で、法定通貨と取引されたビットコイン全体の48.49%だった。さかのぼって2017年、特に…

大石哲之:2月18日週の仮想通貨市場振り返り【フィスコ・仮想通貨コラム】

以下は、フィスコ客員アナリストの大石哲之(「ビットコイン研究所)」代表、ツイッター@bigstonebtc)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。—-※2019年2月22日に執筆2月18日週のビットコイン(BTC)は39.3~44.0万円で推移している。26日にアップデートを控えたイーサリアム(ETH)が18日に前日比10%超の上昇をみせると、これにけん引される格好でビットコインも約1カ月ぶ…

ステーブルコインに「パブリック」チェーンは必要か【フィスコ・仮想通貨コラム】

ブロックチェーンの短い歴史を振り返ると、パーミッションレス(誰でも合意形成に参加できる)のブロックチェーンが本当に必要なのかと思うプロジェクトがあふれている。最大のプレーヤーであるビットコインは、確かにパーミッションレスでなければならない。ただし、ほかの多くのプロジェクトは、実際はそうでもないようだ。例えば、昨年はイーサリアムベースのステーブルコイン(法定通貨などと連動する仮想通貨)が次々に登場した。ステーブルコインの主流だったテザーが発行するUSDTトークン(米ドルと連動するトークン)に変わって、…